Microsoft社が開発したExcelは代表的な表計算ソフトで、世界中で使われています。数値を入力すると数値データをもとに計算し、グラフや表の作成もできます。現在でも人気を集めているExcelですが、代わりになる次世代ソフトウェアが次々と登場しています。Excelの代わりになる次世代ソフトウェア5選を紹介します。
登場してからユーザー数を増やしているのが、Googleスプレッドシートです。Googleスプレッドシートはインターネット上で利用でき、複数のユーザーが同時に編集できます。操作がExcelとほぼ同じなので、長年Excelを使っていた利用者ならすぐに使える内容になっています。アドオンを導入すれば作業をより効率化でき、内容を更新するとリアルタイムで反映されます。複数人で作業をしている場合は、利用者全員が最新の状況を常に確認できます。
LibreOfficeに含まれる表計算ソフトCalcも人気があります。Calcは所有しているデバイスにインストールして使用します。Googleスプレッドシートと同様に、Excelの経験がある人なら最初からスムーズに使えます。Excelと違う点もあり、CalcはクロスプラットフォームなのでLinuxやmacOSでも利用できます。WindowsはもちろんLinuxやmacOSでも同じ操作で使えます。オープンソースソフトウェアの強みがあり、対応している文書フォーマットも豊富です。JavaやPython、CLIなどのプログラミング言語でスクリプトを書けます。
企業向けのクラウドサービスで知られるZohoも、優れた表計算ソフトを出しています。Zohoのオンラインソフトも、Excelと基本機能はほぼ同じです。Excel形式はもちろんcsv形式やods形式とも互換性を持っています。オンラインで提供されているZohoのSheetは、コメント機能などコラボレーションに役立つ機能が豊富です。
PolarisOfficeの表計算ソフトは、ファイルをクラウドストレージに保存できます。WindosパソコンやMacパソコンなど様々なデバイスで同一のファイル操作が可能です。無料版もあり、無料版では3つのデバイスで利用できます。Dropboxなど人気がある他のクラウドサービスも使えます。
Numbersは豊富なテンプレートがあり、シンプルで使いやすい構成が特徴です。搭載されている関数はExcelよりも少ないですが、報告書などに使う経理処理なら問題なく使えます。