“個人用パソコンにもウイルス対策は、必須です。ウイルス対策ソフトを一切インストールせずに、パソコンをオンライン接続する事は非常に危険性が高いです。実際に個人用パソコンがウイルス感染し、個人情報がネットに流出したり、サイトIDやパスワードが不正利用される等の被害が相次いでいます。
簡単にインストール出来るウイルス対策用ソフトとして、まず最初に挙げられるのが無料で配布されている物です。同じパソコンソフトでも、シェアソフトとフリーソフトの2タイプがあります。前者は利用する前にライセンスやパッケージを購入しなければなりません。後者は名前の通り、無料で利用可能です。制作会社や製品の作者個人が、WEB経由で無償公開しています。無料でダウンロードできる製品なら個人でも気兼ねなく使えるでしょう。
同じ無償で使える製品にも、いくつかのタイプがあります。完全に無償で使える物と一定期間だけ0円で使える物に、大別されます。完全無償版の物は主に海外製であり、欧米の企業や個人のクリエイターがボランティア的に公開、配布しています。ライセンス料が不要であり、期限を気にする事なく使えますし、高いリスクマネジメント性能を誇るのが利点です。
一方で一定期間だけ0円で使えるタイプの特長ですが、こちらは日本の大手セキュリティ会社が制作しています。インターフェースが分かりやすく設計されており、いわゆるライトユーザーでも直感的に操作しやすいのがメリットです。基本的にインストール後、30日前後でお試し期間が終了します。その後も、ウイルス対策を受けるためにはライセンスやパッケージ版を購入しなければなりません。
期間限定で使えるウイルス対策製品は、ゲームで言うところの体験版に近いです。あくまで製品版の仕様、パソコンとの互換性をチェックするのが主な役割です。先にお試し版をパソコンにインストールしておき、使用感やオプション機能や互換性などを確認しておけば、その後の製品購入の良いヒントとなります。
国産の製品の方がライトユーザーに優しいデザインになっており、ウイルススキャン以外にも総合的なセキュリティ対策機能を持っています。コンピューターウイルスだけではなくフィッシング詐欺やスパイウェアやトロイの木馬、そしてネット検索でヒットする危険なWEBサイトなど、こういった未知なる脅威に対して総合的に対応してくれる国産の有料製品が特に初心者のパソコンユーザーにはオススメです。”