インターネットが普及し高度に情報化された現代では、パソコンのキーボードを使って文字を入力する速度にもそれなりの速さが求められます。ビジネスではデータ入力業務などはもちろん、社内のチャットやWEB会議を行う場合でもキーボードを見ずにタイピングできれば業務効率アップにつながります。また、プライベートにおいても友人・知人とのチャットやメールを返信する際に、手元を見ずに文字を入力できれば文章を考えながら作業を進められるので便利です。
キーボードからの入力の効率を上げるためのタイピングソフトには、業務用の本格的なものから親しみやすい家庭用ソフトウェアまでさまざまな種類があります。ソフトを選ぶ際にはいくつかポイントがありますが、まずは自分がよく使う入力方法がローマ字入力とかな入力のどちらであるかを確認し、対応した機能のものを購入することが重要です。トレーニング内容も機械的なものではなく、初心者向けに日常のメールやチャットでよく使うフレーズを教材にしていたり、ゲーム形式でストーリーを追うようなかたちで練習していくものが良いでしょう。
おススメのタイピングソフトのトップ3としては、デネットの「タイプトレーナTrr7」があります。主に教育現場などでも使われている人気ソフトで、ゲームのような凝った演出はなくシンプルに練習できるのが特徴です。教材の内容は、ことわざや憲法の条文などでこれらを繰り返し入力するだけの簡単操作なので初心者でも安心してはじめられます。複数ユーザー対応なので家族や職場の部署で楽しく競争しながら上達できて、自分で問題を作れるユニークな機能もあります。
日本能力開発学院の「脳速打ステージ」も、シンプルな仕様で効率よくタイピング速度が上がるソフトです。初心者から上級者までレベルに合わせて練習内容が選べ、ことわざや名言など教材の内容も豊富です。通常のタイピングから、テンキーでの入力練習、スピード測定などメニューも多彩に用意されています。正解率や入力速度などを3Dグラフで確認できたり、速読術トレーニングも出来たりするのが魅力です。
あつまるカンパニーの「絶対即戦力タイピングマスター」もまた、幅広いユーザーが愛用しているタイピングソフトです。教材の内容が多彩で豊富、初心者から上級者まで柔軟に対応しています。パソコンを使いはじめたばかりの初心者にはシンプルな問題を、ビジネスマンにはタイピングに加えてソフトのショートカットキーの練習まで出来てしまいます。問題の文章読み上げ機能もあるので、聞き取った音声を文章にして入力するなど実践的な練習も可能です。